
スナックを開くスナックの内装と道具
スナックの内装と道具
カウンター・椅子・テーブル・ソファ・看板・メニュー表・名刺
スナックの内装は「ママが動けるカウンター」が全部です。この記事は、席の作りから看板・メニュー表・名刺、カウンターの中の道具まで、開く人がそろえる物を順番に書きました。数は、新宿区の店の実例から。
1. 席の作り
新宿区で席の記載がある店を見ると、カウンターは5〜9席の店がいちばん多く(席数が分かる29店のうち21店)、ボックスは1〜3卓の店がほとんどです(卓数が分かる12店のうち9店。2026年9月1日のデータ)。ママ1人で回すなら、カウンター6席前後にボックス1卓が目安です。
| カウンターだけ | ママ1人で回せる。5〜8席。ひとり客と2人客の店 |
|---|---|
| カウンター+ボックス1〜2卓 | 3〜4人と団体も入れる。キャストを1人置くと回る |
| ボックスが多い店 | パブやラウンジの形に近づく。人数と人件費が要る |
カウンターの中は、ママが横に動ける幅と、製氷機・冷蔵庫・流しの置き場が要ります。居抜きなら、そのまま使えるかを最初に見ます(カウンター席・ボックス席)。
2. 椅子・テーブル・ソファ
カウンターの椅子背もたれのあるスツール。カウンターの高さに合わせて座面の高さを選ぶ(座ったときにひじが天板に乗る高さ)。回転する物は立ち座りが楽。革張りは拭ける。
ボックスのテーブル低いテーブル1つに、ソファか椅子で4〜6人。グラスとボトルと灰皿が乗る大きさ。
ソファベルベットか革。3人掛けを壁側に、向かいに1人掛け2つが定番の形。汚れは拭ける素材にする。

3. 看板に書くこと
看板は、はじめての人が入るかどうかを決める場所です。書くのは5つ=店名・「スナック」の文字(何の店か)・営業時間・料金(「60分 3,000円 飲み放題」のように)・階と入口。料金と時間が看板にある店は、この手帳でも「料金が分かる店」として先に並びます(看板)。
| 置き看板(電飾) | 入口の前。夜に光る。料金と営業時間を大きく |
|---|---|
| 袖看板・ビルの案内板 | ビルの入口。店名と階。雑居ビルでは必ず |
| ドアの表示 | 「営業中」「本日休業」の札。開いているかが外から分かる |
4. メニュー表と名刺
メニュー表料金表と同じ物を、席から見える所に。書き方は ハウスボトルと料金表の作り方。ボトルの棚に値札を付けると、聞かれずに済む。
ママの名刺店名・ママの名前・電話・営業時間・定休日・地図(ビルの名前と階)。はじめての客に渡すと、2回目につながる。
ボトルの名札キープしたボトルに名前を書く札。首にかける紙の札が定番(ボトルキープ)。
5. カウンターの中の道具
| 氷 | 製氷機、アイスペール、トング。氷は1日で使う分を見て機械の大きさを決める |
|---|---|
| グラス | タンブラー(水割り・ハイボール)、ロックグラス、ビールグラス、ママ用の小さいグラス。席数の3倍 |
| 割り物 | 水(ふた付きのポット)、炭酸、お茶。冷蔵庫に常に |
| おしぼり | 貸しおしぼりの業者と契約。保温器か保冷器 |
| チャーム | 小鉢と小皿。乾き物の保存容器(チャーム) |
| カラオケ | 機械はリース(月の料金)が普通。マイク2本、モニター、採点は好みで |
| 会計 | レジか伝票。カードや電子マネーを使うなら決済の端末 |
6. どこで買うか
業務用の店合羽橋(東京)のような道具の街、業務用家具の店。椅子・テーブル・グラスはここ。
通販業務用家具と厨房用品の通販。スツールとソファは「店舗用」で探す。
居抜きで引き継ぐ前の店の物をそのまま使えれば、いちばん安い。契約のときに「残す物」を書面で決める。
酒屋・おしぼり業者・カラオケ会社道具ではなく契約。開店の1か月前までに決める。


